年越餅つき

いぐね

2006年12月04日 17:51


米沢の冬の風物詩、保呂羽堂の年越しもちつきに行ってきました。米沢市窪田の千眼寺保呂羽堂で行われているもので、大昔、虫害による大凶作にみわまれたが、保呂羽堂の縁の下の砂をまいたところ、虫が死滅し、豊作になったという。同堂に感謝の餅を供えたのが始まりとされる。豊作を願って古い歴史のあるもちつきです。
この日は、なんと早朝5時半から午後3時半まで、900キロの餅米を13回に分けてつくという体力勝負の世界。地元の男の人たちがさらし姿に千本杵をもって、練歌、搗歌、揚歌にあわせてもちをついた。「あげろ 餅あげろ 天竺までも あまの河原の(ソリャ)底までも…」と歌の終了に、もちを天井にぶつかるぐらい勢いよくもちあげた。おばちゃんたちがつきたてのもちをあんこ、雑煮、納豆餅にして振る舞ったが、さすがつきたて、そして伝統のもちの味は格別でした。熱気とポカポカのもちで、あぁ幸せ気分でした。

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