いじめはなかった

いぐね

2007年03月10日 10:45


いつも通る度に思い出す、昨年の11月に女子生徒(2年生)が学校の敷地内で飛び降り自殺をしたことを。きょうの高畠高校は、正面に高校入試の看板が出ていた。きょうの新聞に載っていた「女子生徒本人に対する、いじめは確認できなかった」と県教育委員会が調査結果を報告したことを。両親は「時が経つほど、子どもへの思いがつよくなる。なぜ、私たちの大事な宝を失ったのか知りたい」と述べている。希望合格を目指して、必死に取り組んでいる受験生、その結果がもうすぐわかる。希望に満ちあふれ希望高校へと入学、誰もが夢をもとめて新鮮な気持ちになれる。
総合学科ができた高畠高校、新たな校風が新鮮だった。自殺するほど寂しくて、苦しく、悲しい高校生活、すべての開放を願って死を選んだ…。
心通わせる友達がいる、楽しい仲間がいる、信頼できる先生がいる、女子生徒はそんな学校ではなかった。死のうと思うほど、つらいことってなんだ…
母親に相談しようと思った…、携帯メールに彼女の思いが…
教育委員会は、学校は何を守ろうとしているのか…
両親の叫び…思い…
もういない、彼女にもう一度光をあててやって、同級生…
本当の気持ちで…

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