2007年01月10日
近藤勇の首埋葬

米沢市鍛冶町の高国寺に新撰組隊長・近藤勇の首が埋葬されているとして話題になった。大河ドラマで新撰組をやっていた時は県内外から多くの観光客でにぎわった。しかし、信ぴょう性に欠けるような…。おさっしの通り近藤勇は慶応四年(1868)四月三日に下総流山で官軍に投降し、二十五日に板橋の刑場で処刑された。近藤の首はこの板橋に数日間晒された後、四月八日には京都の三条河原に罪文と共に再び晒されたという。しかし、問題はその首の行方がわからないこと。首と胴体はバラバラにされて、それぞれ別々に埋葬されているという点である。高国寺前の立て札を読むと、上州桐生から招かれ、米沢織物に貢献した近藤勇のいとこの近藤金太郎が、たまたま上京した折、板橋で処刑された近藤勇の首をひそかに持ち去り、それを焼き米沢の菩提寺である高国寺に埋葬したとある。この場合、京都の三条河原に晒されなかったか、近藤勇以外の首だったということになる。たまたま上京した時に見つけた、というのもちょっと変。近藤勇の首が埋葬されているのでは、というところは高国寺のほか、JR板橋駅前、龍源寺(東京・三鷹)、天寧寺(会津若松)、円通寺(東京・荒川区)、法蔵寺(愛知・岡崎)京都東山山中と六カ所ある。不思議発見みたいなもんですが、とりあえず観光客が増えるので、やっぱり米沢の高国寺ですといっときますか。
Posted by いぐね at 17:25│Comments(2)
│日記
この記事へのコメント
近藤勇の首埋葬って、横溝センセイの「八つ墓村」を彷彿させますが…真相はどうなんでしょうね?本家と元祖みたいなもんで、ミステリーのままがいい
Posted by おさむ茶 at 2007年01月10日 22:09
おさむ茶さん
我が家の縁の下にも有名人の首でも埋まっていれば、お金をとって見せ物にで人気者に…。ばちあたりますかねぇ〜?
我が家の縁の下にも有名人の首でも埋まっていれば、お金をとって見せ物にで人気者に…。ばちあたりますかねぇ〜?
Posted by いぐね at 2007年01月11日 17:52