2018年02月04日
勝つことがすべてじゃない(清沢恵美子選手)

アルペンスキーの清沢恵美子選手(34歳)は、昨年12月末の全日本選手権で初の五輪出場を狙ったが結果は3位。年明けのワールドカップ(W杯)でも上位に入ることができず、ツイッターで現役引退を発表した。
朝日新聞の記事を読むと、「自分の100%の力をぶつけた。すがすがしい気持ちでいっぱいだ」と掲載されていた。W杯から帰国した時、カヌー界の禁止薬物混入問題でスポーツ界が揺れていた。
かねてから「結果(優勝)がすべて」という空気の危うさに、清沢選手は「スポーツは本来、人間教育の場で、勝つことが生きる目的になっている」と危惧している。(朝日新聞の記事から)
清沢選手は3歳からスキーを始め、2005年のユニバーシアードで銅メダル、2007年のアジア大会で金メダルを獲得、以来、日本の第一人者として女子のアルペンスキー界を牽引してきた。
「勝ちにこだわるのは大切だが、勝つことがすべてじゃない。スポーツのための人生できなく、人生を豊かにするめたのスポーツ」と語る。
一度も五輪出場の夢は叶わなかったが、「でも別に人性に負けたわけじゃない」と後悔はない。次のステージもスキーにかかわって生きていきたい、という。
清沢恵美子選手のプロフィールは
こたらのスポーツ情報→https://www.okitama-plus.com
Posted by いぐね at 10:02│Comments(0)
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